含み損の塩漬けは止めておきましょう
為替相場は常に波のように揺れ動いています。チャートを見ていてもすぐにわかることです。しかしそれを見ていると、損切りをしなくてもいいのではと考えるようになってくる人がいます。つまり、今は含み損になっているけれど、相場の変動でいつかは含み益になるだろう、だからその時に決済すれば損切りにはならないという考え方です。
これはあくまで、それは後になってから言える話。たとえば、リーマンショック以来の、円に対するユーロの価格を見てみると、リーマンショック以前に買ったユーロは長い間含み損のままということになります。たとえいつかは相場が変動し、含み損では無くなる日が来ると仮定しても、いったいどれだけの間含み損のままでいるのかと不安になってくるでしょう。せめてもの救いはスワップポイントがつくことでしょうか。
しかし今の価格を考えれば、ゼロに等しいほどの含み損状態です。FXでずっと塩漬け状態で保有したままのユーロがあったとしたら、資金管理の足をさぞかし引っ張っていることでしょう。いつかは相場が変わると思っても、それがいつになるかはわかりません。その間、含み損を抱えたままでも支障がないというくらいの資金があるならともかく、大原則は損切りすること。これを徹底させるようにしましょう。
含み損が膨らんだことが原因で資金がパンクしてしまうと、大きな後悔が残ってしまいます。FXにおいてこまめな損切りは決して損ではありません。